働きながら学べる愛知県瓦高等職業訓練校

1.普通課程 建築外装系屋根施工科・ルーフワークコース

普通課程 建築外装系屋根施工科(ルーフワークコース)

定員 10名
応募資格 大学・短大・専門校・高等学校卒(卒業見込を含む)
または同程度の学力を有する18歳以上の者
訓練期間 1年 (毎年4月1日~翌年3月31日)
訓練内容  
◆集合訓練 OFF-JT(訓練校で授業) 年間138日
(1503時間)
学科 安全衛生、建築関係(概論、構造、設備、製図、使用積算、屋根施工法等、パソコン(積算ソフト・CAD他) 466時間
実技 瓦の取扱い、屋根施工、合端作業、訓練架台(切妻、縋、寄棟等)、検定架台、板金施工他 500時間
◆応用実技訓練 OJT(勤務先事業所で仕事に従事しながら所属指導員の下で訓練を受ける) 537時間

2.応募資格

健康で屋根施工技能を身につけたいと思っている方であれば、男女を問わず誰でも応募することが出来ます。
 普通課程は18歳以上43歳くらいまでの方。
 短期課程は特に制限なし。

3.応募の手続き

新規卒業者(卒業予定者)

  • 当校の入校願書に写真2枚(縦4㎝×横3㎝)
  • 高校生の方は全国統一就職応募書類(調査書)
  • 大学生、短大、専門校の方は、履歴書、成績証明書、身体検査書、卒業予定証明書

一般の方(過年度卒業生等、既に社会人になっている方)

  • 当校の入校願書に写真2枚(縦4㎝×横3㎝)
  • 健康診断書(病院、医院等で受けてください。様式は任意。3ヶ月以内のもの)
  • 高校卒業以上の学歴がある方は、最終学歴の卒業証書の写し

応募書類は毎年9月5日から受付

定員になり次第、締め切らせていただきます。(2月中旬まで受付しています)

働きながら学ぶ学校です

入校と同時に職業訓練指導員の在籍している事業所に就職することが必要です。
就職する事業所にあてのない方は、本人の希望を考慮して、受入事業所を紹介し、面接を受けていただき、採用可否決定となりますので、遠慮なくお申し出ください。

4.訓練期間中の賃金について

訓練期間中の賃金について

訓練期間中(1年間)は、当校にOFF-JT訓練を受講した日にも賃金が支給され、事業所で出勤した日と併せての支給になります。
賃金の額は訓練生の年齢、経歴が一定していませんので、必ずしも同一賃金とはなりません。各事業所の賃金規定、または、就職決定時に話し合いにより約束された賃金が事業所から支給されます。

訓練期間中の賃金について

なお、賃額については、愛知県の最低賃金以上は定めております。

5.入校時・入校中の経費

入校金

普通課程 建築外装系屋根施工科 ルーフワークコース 200,000円(令和4年度訓練生から)

授業料

月額 20,000円 (2ヶ月毎に訓練校事務局へ納入してください。)(令和4年度訓練生から)

住居等

愛知県外からくる方が多いので、ほとんどの方が勤務事業所近くのアパートを借りて自炊しています。

6.ルーフワークコース授業の様子

熨斗瓦をタガネで加工している
隅棟を陸棟が通過するところ
いらか瓦上の2段目の熨斗瓦の施工をしているところ
熨斗瓦を加工する為にタガネで罫線書いているところ
 
表裏の隙間を土で目塗りしているところ
隅棟に削熨斗瓦を入れて天熨斗瓦の上端の線を出すためにクサビで高さを調節しているところ
柄振鬼裏のすきまを熨斗瓦を加工し施工しているところ
隅棟を陸棟が通過するため熨斗瓦下端の罫書きをしているところ
タガネを使って熨斗瓦を加工しているところ
棟の熨斗瓦施工
陸棟のイラカ上2段目、熨斗瓦を施工しているところ


7.訓練修了後の動向

技能士補の称号が得られる

普通課程修了生で、技能照査合格者(ほとんどの修了生が合格します。但し途中退校、学科・実技の訓練受講時間が法定時間内に見たい者は不可。)に技能士補の称号を付与します。

かわらぶき技能検定の実務経験年数が短縮される

普通課程修了者は翌年度で2級かわらぶき技能検定の受検資格が得られ、それぞれの各県毎に受検することができます。

かわらぶき技能検定の学科試験が免除される

技能照査合格者は、2級技能検定の学科試験が免除されます。

職業訓練指導員免許の特典

技能士補となって実務経験6年で48時間講習修了者は職業訓練指導員の免許を申請、取得することができます。

8.入校願書

9.お問合せ